ウィークエンドシトロン

夫と息子と3人暮らし。生活の記録。

北海道旅行記①

7月30日~8月2日の2泊3日で北海道へ家族旅行に行ってきた。

旅の記録と撮った写真の振り返りのために、旅行記を残しておきたいと思う。

 

人生2回目の飛行機

7月30日朝、LCC新千歳空港へと旅立った。飛行機に乗ったのはこれが人生で2回目。しかも1回目はまだ物心つかないぐらい幼い頃に、母の実家のある秋田へ行った時だから、実質人生初めての飛行機と言っても過言ではないくらいだと思う。

まず驚いたのは、当たり前のように予定出発時刻から30分ぐらい遅れて出発したこと。これまでも遠方への旅行で何回か飛行機に乗った経験のある妹によると、よくあることらしい。LCCだから遅れがちということなのだろうか、それともLCCかそうでないかに関わらず、空の旅というのはそういうものなのだろうか。その辺は空路初心者の私にはよく分からないが、どちらにせよ、仕事の出張で飛行機に乗るときなんかは余裕をもって時間の見積もりをしないと痛い目見そうだなと思った。今回は気ままな旅行だったから何の問題もなかったけど。

手荷物検査やら搭乗手続きやら、やることすべてが初めてで戸惑う。LCCって荷物2つしか持ち込めないのね!少ない!リュックもトートバッグも2泊分の服ですでにパンパンになった。

人の流れに流されるまま指定された席に着き、シートベルトを締めて離陸を待つ。しばらくすると飛行機が広大な空港の敷地内をゆっくりと移動し始めて、急にものすごい勢いで走り始めたと思ったらあっという間に空を飛んでいた。飛行機ってすごい!こんなに大きくてこんなにたくさんの人を乗せた重たい金属の塊が、どうしてこんなに優雅に空を飛べるのだろう。雲の海を見下ろしながら、「もっと色々な景色を見てみたいなあ」と思ったりした。

感動したのもつかの間、慣れというのはすごいもので、しばらく空の上にいるとなんだかそれが当たり前のように感じてきて窓の外への景色はだんだん薄れていき、代わりに睡魔が襲ってきた。うとうとしたり、ふと起きては家から持って来た文庫本をぱらぱら読んだりしていると、いつの間にか目的地に到着していた。

新千歳空港に上陸。ここが北海道だ。

 

新千歳空港にて

たしか9時半ごろに新千歳空港に到着。

着いていきなりだが、ちょっとお土産を見てみることにした。白い恋人じゃがポックル、マルセイバターサンド、六花亭、白いブラックサンダールタオ、ロイズ…。おお、「北海道に行ったらこれを買え!お土産20選!」みたいなネットの記事で見たお土産がいっぱいある。ただ私はすでに荷物が多くて、この時点でこれ以上物を増やす気になれなかったのでとりあえず何も買わず。一方元気いっぱいの父と妹は楽しそうにお土産を選んでいて、なんだか微笑ましかった。家族旅行って気楽でいいなあ、楽しいなあ。

一通りお土産を見終わったところで、お腹も空いたので早速北海道グルメをいただくことにした。新千歳空港の中に、北海道ラーメン道場というスポットがあったのでそこへ向かう。色々なラーメン屋さんがあって、どこに入るか迷った。

 

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「札幌ラーメン雪あかり」というお店へ。

注文したのは味噌バターコーンラーメン。北海道と言えばこれでしょう!

味噌のスープがもうすでに美味しいんだけど、バターを溶かすとまろやかなコクが出てとても美味しかった。ここのお店はすべてのラーメンを麺だけハーフサイズにできるのがありがたい。折角の北海道旅行なんだから色々食べたいもんね。アラサー女の胃袋の容量は思ったより少ない。

 

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食べ終わった後は、ハローキティドラえもんのキャラクターショップを見たり、ロイズでロボットがチョコレートを作ってるのを眺めたりして過ごした。新千歳空港、色々なお店があって、よそから来た人間は一日遊べる場所だった。

 

札幌駅へ お土産調達とテレビ塔の焼きとうきび

空港で一通り遊んだので、旅行中に泊まるホテルのある札幌へ向かうことにした。JRで40分くらいの道のり。窓の外を眺める風景は、実際はうちの地元とさほど変わらないんだろうけど、「北海道に来たのだ」という意識のせいかのどかで広大に見えた。

 

札幌駅に到着。ひとまずホテルに荷物を預けに行く。身軽になったところで、札幌駅へお土産を買いに向かった。知らない土地の駅なので、道が良く分からず目的のお土産屋になかなかたどり着けない。やっとたどり着いたお土産屋で購入したのは、白い恋人、白いブラックサンダー、札幌開拓おかき、六花亭フリーズドライの苺をホワイトチョコでコーティングしたやつ、ロイズのチョコのかかったポテトチップス、とうきびおかき。全部同居している婚約者と一緒に食べようと思って買ったんだけど、どう考えても買い過ぎた気がする。全部美味しそうだからつい買っちゃうよね。

お土産を買い終わり、ホテルのチェックインの時間になったので、一旦ホテルの部屋は行って休憩。部屋はベッドが4つあるファミリールームで、なんとバスルームが2つもあった。そんなんあるんだ。家族全員が効率よくお風呂に入れて便利。

朝の飛行機の時間が早かったので、みんな疲れていた。全員成人の家族旅行だから、まあこうなる。小一時間、オリンピックをみながらのんびりする。柔道すごかったね。

ここで、大通公園に向かうことにした。お目当ては、さっぽろテレビ塔のふもとで売っているという焼きとうきび

ホテルから大通公園まで歩いて行けるかなと思ったら、意外と距離があるのね。この暑さの中徒歩20分以上はキツい。タクシーに乗っていくことにした。大人の旅行ですもの、時間をお金で買ってなんぼですよ。

 

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テレビ塔のふもとに到着!大通公園テレビ塔が建っているのを見ると、名古屋に似ているなあと思う。栄も久屋大通公園テレビ塔が建っているよ。

お目当ての焼きとうきびのワゴンも無事見つかった。注文を受けてから、目の前でトウモロコシを焼いて、たれをたっぷりつけて渡してくれる。

 

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ホテルに持って帰って食べたので背景が残念だけど、焼きとうきびはちょっとびっくりするくらい甘くてとても美味しかった。うちの近所のスーパーで買ったやつを家で焼いてもこんなに美味しくはならないんだろうなあ。

 

サッポロビール園へ ジンギスカンとビール

再びホテルでしばし休憩を挟んでから、今度は夕食を食べにホテルを出た。

父が予約しておいてくれたサッポロビール園へタクシーで向かう。昔仕事の組合の旅行で行ったときに楽しくて、ずっと家族で行きたいと思っていたらしい。叶ってよかったね、お父さん。

 

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サッポロビール園はいくつかのエリアに分かれていて、この季節なのでビアガーデンらしきものもあったんだけど、今回はケッセルホールという広間へ。サッポロビール園のホームページによると、ケッセルというのは上の写真の茶色い巨大な物体を指し、「大正元年に製造された巨大なビールの仕込み窯」のことなんだそう。酒好きなので「これだけの大きさがあればすごい量のビールが作れるな」とか思ってしまう。

 

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席に案内されると、ジンギスカン用の鉄板が置かれていた。北海道の形をしていて面白い。

 

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早速生ビールを注文し、ジンギスカンを焼きながらいただく。サッポロビール美味しい!最高!黒ビールもなかなか飲む機会もないからこれを機に飲んでみたんだけど、香ばしさがあって美味しかった。ハーフ&ハーフなんていう普通のビールと黒ビールを混ぜた素敵な飲み物もあった。どっちにするか決められない優柔不断にはありがたい。

ジンギスカンは基本的には普通の焼肉なんだけど、

上の写真見たいな大きくて薄く切ってあるラムを焼くときは、鍋に野菜を敷き詰めてその上にラムを乗せて焼くんだそうな。肉の旨みが野菜に落ちて美味しい。ここで食べたラムは全然臭みがなくて本当に美味しかった。牛だって言われたら分からないと思う。美味しい肉と美味しいビール、こんな幸せなことはない。何より父がすごく楽しそうで、嬉しかった。私ももうすぐ結婚するということもあるし、今のうちに家族の思い出作りができて良かったなあと思う。結婚しても普通に家族旅行には行くつもりだけど。

 

ビールとジンギスカンをお腹いっぱいいただいて、ホテルに戻る。部屋でお風呂に入ったりして一息ついてから、コンビニやお土産屋で調達したお酒やお菓子で軽く二次会をする。うちの家族は食と酒に貪欲なので、旅行の時はだいたいホテルで二次会になる。家族だと本当に気を遣わなくていいから楽で良いんだよなあ。

 

意外と長くなりそうなので、2,3日目は別の記事で書くことにする。

次の記事へ続く。