ウィークエンドシトロン

夫と息子と3人暮らし。生活の記録。

文字を書き写すのにはまっている

最近は文字を書くことがただひたすらに楽しく、暇な時間を見つけてはノートに文字を書きつけるということをしている。何を書くのかと言えば、好きな曲の歌詞を丸ごと書き写したり、Twitter青空文庫から書写のお題を出題してくれるアカウントをフォローして片っ端から書写に挑戦してみたり、たまに元気があり余っているときは、日記ともポエムともつかない創作短文を書き連ねたりしている。それを写真に撮り、いい感じに明るさを調整して適当なハッシュタグをつけインスタグラムに上げる。そうすると、インターネットの世界とはすごいもので、誰かが私の投稿を見つけてきて「いいね!」をしてくれるというわけだ。

 

 

 
 
 
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A post shared by ふみな (@fumi_write)

 

書写なんて自己満足の趣味なんだから、自分の好きなように書いてたまにそれを眺めてうふふと微笑むという楽しみ方、自分の中で完結するようなやり方で気ままにやればいい。しかしまあ私も普通の欲深い人間なので、それを誰かに見てもらえてしかもたまに反応をもらえるとなると、やはりその方が嬉しい。基本的にインスタにアップするのは、歌詞や本の一説など既にこの世に存在するものの一部の書写なので、「何か自分の考えや思いのたけを表現しなければ!」というプレッシャーもない。自分の好きなものを脳内から引っ張り出してきて、その文体や思考法をただなぞる。便乗もいいところだが、これぐらいの軽い趣味が私には合っている。自分だけの作品を生み出すなんて大層なことは、私にはなかなか難しい。このブログのように、ただその時考えたことを特に何も考えずに言葉として連ねるような、それくらいで十分だ。

書写をするときは、万年筆を使っている。先々月の誕生日に、婚約者からプレゼントとしてもらったものだ。私が文字を書くのが好きだともともと言っていたのを思い出して、「ならばこれは誕生日プレゼントとして最適だ」と選んでくれた、ウォーターマンの万年筆。白いボディが眩しい。普通のボールペンと比べると、やや重い。この重みが良いのだよ。

最寄りの駅中にある文房具店で買ったリングノート(こちらも偶然、表紙の色は白)に、適当に書きつける。画用紙のような分厚い紙ではないので、若干裏移りはするが、そんなものは気にしない。あくまで趣味に過ぎないのだから、細かいことにとらわれず気楽にやる。これが私の書写をするうえでのスタンスだ。

題材は尽きない。これがありがたい。歌詞の書写ならば、この世にはいくらだって素敵な楽曲が溢れているし、文学作品の書写についても然り。ゆくゆくは何か好きな本を選んで丸ごと一冊書写するのも良いなと思っている。一冊書き写すのに大学ノート何冊使うのだろうか。

さて、今は大人の私も職場の勤務形態上、夏休み真っただ中である。先週の金曜から今週末の土日まで休みなので、10日間の休みをちょうど折り返したところだ。休みの前半は職場の同期と星野リゾートに行ったり、婚約者と掛川花鳥園に行ったりと外出の予定が何かとあった。しかし休みの後半は、週末のどこか1日を使って実家(車で20分の距離)に帰るしかやることがないので、本当に何をしようかという感じである。おそらく、コーヒーやお酒を飲んだりお菓子を食べたりしながら、文字を書いたりパソコンで文字を打ったりネットサーフィンをしたり本を読んだりして時が過ぎ去っていくのだろう。思う存分暇を満喫しようと思う。

皆様も良いお盆休みを。